野球のルール

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用語解説/イ

※基本的にプロ野球で使われる場合の用語解説です。メジャーリーグや高校野球、草野球などでは同じ用語でも意味合いが多少異なる場合がありますので予めご了承ください。

イースタンリーグ
プロ野球の2軍選手のリーグは2つあるのですが、そのうちの1つです。もう1つは『ウエスタンリーグ』と言います。
『イースタン(=東の)』の言葉とおり、全12球団のうち東側にある7球団によるリーグです。球団は全部で12なので本来は6チームずつのリーグであるべきなのですが、2004年に近鉄が姿を消し、2005年より楽天が新規参入したのでイースタンが7、ウエスタンが5と不揃いになっています。(近鉄はウエスタンに所属していたのでウエスタンが−1、楽天は山形に本拠地があるのでイースタンに参入し、イースタンが+1になりました)
イースタンリーグの所属チームは以下のとおりです。
イニング
両チームがそれぞれ3回アウトを取られるまでの攻防を言います。先に攻めるチームを『先攻』と言い、後で攻めるチームを『後攻』と言います。1イニングのうち、先攻チームが攻めている方をそのイニングの『表』と言い、後攻チームが攻めている方を『裏』と言います。基本的に野球は9イニングで勝敗を決します。
イレギュラー
ボールがグラウンドの凸凹によって予想外の方向に弾む(通常であればコロコロと転がってくるはずなのに土の盛り上がりにボールが当たって弾んだりするような)ことを言います。


インコース
バッターから見てホームベースより近いボールの通り道(ピッチャーの投げるボールの通る道)のことで内角とも言います。このインコースという表現は和製用語で、本来は『インコーナー』と言います。
インサイドワーク
直感や勘に頼るのではなく、持っているあらゆる知識を用い、その場の状況を的確に判断して頭脳的に考えられたプレーのことを言います。キャッチャーの配球術のことを言うことが多いです。
インステップ
バッティングの際に、ピッチャー寄りの足をホームベース寄り(内側)に踏み出すようにして打つバッティングテクニックのことを言います。主に外角に投げられたボールを打つために使われます。
インターフェア
守備側の選手が行う打撃妨害行為のことを言います。捕手が打者、もしくはバットに触れた時などに適用されます。適用されると打者は一塁に進塁しますが、記録上では打数にカウントされず、インターフェアを行った選手にはエラーが記録されます。
インターバル
ピッチャーが投球する間隔のことを言います。このインターバルが長いと試合がダラダラと長くなるので、ピッチャーはキャッチャーからボールを受けてから20秒以内に投球しなければなりません。(ランナーがいれば牽制球を放ったりするので20秒以内に投球しなくてもOKです)。
インパクト
バッティングの際に、バットがボールに当たる瞬間のことを言います。
インフィールドフライ
無死か一死でランナーが満塁、もしくは1塁2塁にいる状態で、バッターが打ったボールが内野手が『問題なく取れるであろう』と審判が申告したフライのことを言います。この申告が行われると仮に内野手がボールを落としてもバッターはアウトになります。
これは、守るチームが意図的にダブルプレーを取ろうとするのを防ぐためのルールです。無死か一死でランナーが満塁、もしくは1塁2塁にいる状態であれば、バッターが打ったボールがフェアグラウンドに落ちれば塁上のランナーは次の塁に進まなければなりません。このルールを悪用し、取れるはずのボールをわざと落としてランナーとバッターを両方アウトにするようなずるいプレーを防ぐために設けられました。

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