大相撲のルール

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決まり手/特殊技【3】


割り出し

片手で相手のまわしを掴んで引きつけ、もう一方の手で相手のわきの下や上腕あたりを掴み、その手を強く押し込むようにして相手を土俵外へ出すことを言います。

打棄り(うっちゃり)

打棄り(うっちゃり)
土俵際まで相手に攻め込まれた時、俵に足をかけてこらえながら腰を落とし、相手を自身の体(腹)に乗せながら背中を左右いずれかに反るようにして相手を土俵の外へと投げだすことを言います。逆転技の代名詞とも言えます。

極め出し(きめだし)

極め出し(きめだし)
相手の『差し手』の肘などの関節を外側から巻き込んで動かないように固め、そのまま体を寄せていって相手を土俵外へ出すことを言います。極められた相手の関節には重い負荷がかかるため、故障の原因によくなる危険な技です。
土俵外へ出さず、土俵内で相手を転がした場合は『極め倒し(きめたおし)』と言います。

極め倒し(きめたおし)

極め倒し(きめたおし)
相手の『差し手』の肘などの関節を外側から巻き込んで動かないように固め、そのまま相手を土俵内で転がすことを言います。
土俵内で転がさず、土俵外へと相手を出した場合は『極め出し(きめだし)』と言います。

後ろもたれ

相手に背面からもたれかかるようにして倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。
当然のことながら相手に背面を取られるリスクが高いので、自身から積極的にかけるような技ではなく、取組中の激しい攻防の流れの中で偶発的に決まる技と言えます。
2000年12月に決まり手に追加された新しい技です。


呼び戻し

四つ(よつ)』に組んだ状態から相手の差し手を引き、相手の体を呼び込んでから反動をつけて相手の体を突き出してひねり倒すことを言います。
『仏壇返し(ぶつだんがえし)』の別名があり、以前は『揺り戻し(ゆりもどし)』『寄り戻し(よりもどし)』などとも言われていました。

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