食事で健康な体づくり
料理のコツ Page 1
食材選びのコツ
- ニンジンの選び方
- 身がしなっとしていない、固くみずみずしいものを選びましょう。また、ヘタの部分が大きいものは葉が大きく育っていたということで、葉にそれだけ栄養が吸収されたということになります。
ですから、葉の切り取られたにんじんはヘタの小さいものを選んだ方が旨みや栄養素が凝縮されています。
- 大根の選び方
- 大根にはヒゲのような根がところどころに生えていますが、その根がらせん状になっているものではなく、なるべく真っ直ぐなものを選びましょう。らせん状になったものは地面の状態が悪く、
根がねじれるようにして成長した証拠で、根をはるために栄養を使ってしまっており、真っ直ぐなものより風味や栄養価が劣ります。
- 魚の選び方
- 切り身の魚は鮮度を見分けるのが難しいですが、厚く切られているものより斜めに薄くそぎ切りのように切られているものの方が空気に触れる面が多くいたみやすいので、同じグラムであれば厚く切られているものの方が鮮度は良いでしょう。
一尾で売られている魚はまず目を見て、血などがにじみ出ていない、黒目のはっきりしたものを選んでください。あと、魚に限らず生き物は内臓から腐食がはじまるので、お腹に張りのあるものも新鮮な証です。
お腹(肛門)から内臓や肉汁が出てきているものは鮮度が落ちていますのでご注意を。
食材保存のコツ
- 生姜は薄切りにして冷凍保存
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多くの場合、生姜は5cm大ほどの塊で売られていますが、一度に使い切ることはほとんどなく、何回かに分けて使用するのが一般的だと思います。しかし生姜は水分量が多いため、冷蔵庫で保存していても数日もすればカビが生えてきたりして使えなくなります。
そこで、生姜は買ってきたその日に全て数mm幅の薄切りにして冷凍保存してしまうのがオススメです。こうしておくと数週間は使えますので、必要な時に必要なだけ取り出し、そのままでも細切りにしてもみじん切りにしても使えて便利です。
ただし、すりおろして使うには風味が劣りますので、すりおろして使う場合は生のものかチューブ状のものがオススメです。