HOME >> 食事と栄養 >> 重要なたんぱく源となる肉類(牛・豚・鶏)の特徴を知りましょう。

必要な栄養は摂り、余分なカロリーは摂らない!

重要なたんぱく源となる肉類(牛・豚・鶏)の特徴を知りましょう。

体づくりの基本となるたんぱく質。そのたんぱく質は肉類・魚介類・大豆製品・乳製品の四群からバランス良く摂ることが大事です
その四群の中でも、もっともたんぱく質の含有率が高く食事で摂りやすいのが肉類です。
しかし、肉類は脂質が多いのがデメリット。牛・豚の脂身や鶏の皮などは極力控えるようにしましょう。

また、肉類も野菜など他の素材同様、素材そのままの方が栄養価も高く、不要な添加物などを摂ってしまう心配がありません。ウインナーやハム、ベーコンなどといった加工食品は脂肪分が高いだけでなく、不要な添加物を多く含んでいますので、なるべくは控えることをお勧めします。(^^)

牛肉に含まれるL-カルニチンには脂肪燃焼効果!

脂身が旨味と感じられることも多く、脂質を摂りすぎてしまいがちな牛肉ですが、牛肉の赤身部分に多く含まれるL-カルニチンには脂肪燃焼効果があることが認められています
もちろん、脂身の多いロースやバラなどの部位は脂質の摂りすぎに繋がりますが、脂身が少ない赤身部分のモモやフィレを使ったローストビーフなどは、ダイエット中でも積極的に摂っていただきたいたんぱく源です。
赤身部位には脂肪燃焼効果のあるL−カルニチンが豊富
赤身部位には脂肪燃焼効果のあるL−カルニチンが豊富!

豚肉に含まれるビタミンB1は疲労回復に効果的!

豚肉には他の畜肉に比べてビタミン群が多く含まれており、特にビタミンB1には疲労回復効果が認められていますので、豚肉は疲労回復時などにはお勧めのたんぱく源です。
ただし、ビタミン群は水溶性のものが多く、しゃぶしゃぶなど茹でて食べる調理法だとせっかくの栄養が煮汁に流出してしまいます。同じ茹でるような料理にするのであれば、ポトフやシチューなど煮汁も一緒にいただけるような調理法にした方が栄養を無駄にすることなく摂ることが出来ます。
※鍋料理で煮汁をいただくのは、豚肉の栄養摂取だけに限ったことではなく、野菜など他の食材から流失した栄養を摂るのにも有効です。ただし、脂身や塩分などの過剰摂取にも繋がりやすいので、煮汁の摂りすぎには注意が必要です。(^^;
豚肉には疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富
豚肉には疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富

鶏肉はなんといってもヘルシーでお手軽、お財布にも優しい!

鶏肉は皮(脂身)と肉を分けやすく、分けてしまえば肉自体には脂身があまり含まれていないので、鶏肉はもっともヘルシーなたんぱく源といえます。
また、胸肉やササミなどは重量の25%程度がたんぱく質(残り75%はほぼ水分)であり、たんぱく質含有率も他の畜肉に比べて高くなっています。
特に胸肉は他の畜肉に比べてはもちろん、同じ鶏の他部位と比べても非常にお手軽な価格で手に入りますので、たんぱく質摂取の基本とするのにお勧めの食材です。
鶏肉は低脂肪高たんぱく、そして安価とイイことづくめ(^^)
鶏肉は低脂肪高たんぱく、そして安価とイイことづくめ(^^)
まとめ
牛肉のL−カルニチンには脂肪燃焼効果、豚肉のビタミンB1には疲労回復効果、鶏肉は低脂肪高たんぱく

このような牛・豚・鶏、それぞれのお肉の特徴を知り、そして上手に脂をカットして、肉類を重要なたんぱく源として上手に食事に取り入れてくださいね。(^^)

あなたへのおすすめ


プロが伝えるホントの健康情報