悲報!?摂取しても実はコラーゲンの効果は不透明！

『コラーゲン』という言葉の響きに騙されないでくださいね！(^^;

コラーゲン。体に良さそうな響きですね。
お肌や髪の毛を美しくしてくれる、膝など関節痛を和らげてくれる、とか。

確かにコラーゲンはお肌や髪の毛、そして関節などの原料となるたんぱく質のことです。
コラーゲンは体内のたんぱく質の1/3近くを占めており、人体にとって非常に重要なたんぱく質であることは紛れもない事実です。

ただし、だからと言って『コラーゲンの摂取』が『コラーゲンの修復』に繋がるかというと、残念ながらYESではないのです。

コラーゲンはコラーゲンとして再生される訳ではありません

コラーゲンはたんぱく質の一種なのですが、このたんぱく質というものは様々なアミノ酸が複雑に組み合わさって構成された合成物の総称です。
つまり、コラーゲンもアミノ酸で構成された合成物ということなのですが、これはその構成状態（鶏肉だったり魚であったり）を維持しているからコラーゲンなのです。

そのコラーゲンを体内に摂取しても、コラーゲンは体内でアミノ酸レベルに消化分解されてしまうので、そのままコラーゲンとして再生利用されることはまずないのです。

鶏肉（手羽元や手羽先など）や魚（カレイなど）にはコラーゲンが多く含まれているのでスープや煮こごりなども残さず食べましょう、などという情報を耳にされたこともあるかと思います。
確かに煮汁や煮こごりにはコラーゲンが溶け出して含まれています。
しかし、そのコラーゲンを摂取しても、コラーゲンとして完全に再生されることはまずないのです。
これは健康食品やサプリメントなどのコラーゲンでも同じです。

コラーゲンは確かに人体にとって非常に重要で、美容や健康に大きく関わってきます。
しかし、だからと言ってコラーゲンも含まれているが、それ以上に脂質や塩分などが多く含まれている鶏のスープを飲んだり、高いお金を支払って健康食品に手を出したりする必要はないのです。

安易に鶏のスープや健康食品に頼るより、鶏のムネ肉やササミなど良質なたんぱく質を適切に摂る方が、よっぽど体にもお財布にも優しいのです。(^^)

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