HOME >> ダイエット >> ダイエットするならBMAL1というたんぱく質のことを知っておきましょう。

脂肪量を増減させるBMAL1

ダイエットするならBMAL1というたんぱく質のことを知っておきましょう。

BMAL1、ビーマルワンと読みます。『ナニソレ?』って思われる方がほとんどだと思うのですが、このBMAL1というたんぱく質の特徴を知っているかどうかはダイエットの成否にも関わってきますので、知っておいていただければと思います。(^^)
※『BMAL1』は正確には『アリル化炭化水素受容体核移行因子様タンパク質1(Aryl hydrocarbon receptor nuclear translocator like 1)』と言いますが、一般的にはBMAL1の名前で知られていますのでここでもBMAL1として紹介しています。

BMAL1は体脂肪の増減に大きく関わってくるたんぱく質

人間の体は多くのたんぱく質によって構成されているのですが、このBMAL1もたんぱく質の一種で、体内で脂肪の合成を促したり新たな脂肪細胞を作り出す、という特徴があります。

この脂肪の合成や脂肪細胞を作り出すという働きは当然ながらダイエットには大敵ですので、できればこのBMAL1には働いてもらいたくない、というのがダイエッターの正直なところかと思います。(^^;
BMAL1に働かさせない、体内から無くす、といったことは残念ながら不可能なのですが、それでも影響を少なくすることは可能です。

影響を少なくするには、BMAL1は常時同じように体内に存在しているのではなく、昼間は少なく、逆に夜になると増加する、という特徴を知って食事を摂ることです。

このBMAL1、昼の14時頃がもっとも少なく、深夜2時頃にもっとも多くなり、その数は14時頃の20倍近くにもなるとも言われています。
同じスイーツでも食べる時間で太るリスクには雲泥の差
同じスイーツでも食べる時間で太るリスクには雲泥の差!
ですから、同じものを食べても14時と深夜2時頃では体脂肪として蓄えられる量が大きく変わってくるのです。同じラーメンでも昼や夜に食べれば太りやすいのです。ラーメンを食べるならば昼食で、飲んだ後の〆のラーメンはダイエットでは本当にご法度なのです。
ケーキなどの甘いものも同じです。食べるならばディナーの後のデザートとしてではなく、3時のおやつで食べた方が同じものを食べても太りにくいのです。

ただ、だからと言って3時のおやつをいっぱい食べていい訳ではありませんよ。深夜に食べるよりは太りにくい、というだけですので。BMAL1が少ないからと言っても、おやつは食べないという選択肢がベストなのは変わりません。(^^;

BMAL1という言葉自体を覚えていただく必要はないのですが、同じもの(特に炭水化物)を食べても昼間と夜中では太りやすさがまるで違う、ということだけは覚えておいてくださいね。(^^)

あなたへのおすすめ


プロが伝えるホントの健康情報