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糖質と脂質のカットがダイエット成功のカギ

ダイエット中の食事は糖質と脂質のカットから始めましょう。

肥満は摂取カロリーが消費カロリーより多くなり、消費しきれなかったカロリーが脂肪などとなって体内に蓄えられることにより起こります。 ですから、摂取カロリーを消費カロリーより控えていれば肥満にはなりません。高カロリーの食品を避け、低カロリーで栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
ダイエットの基本は糖質と脂質のカットから
ダイエットの基本は糖質と脂質のカットから。

カロリーカットの基本は主食の糖質と摂り過ぎがちな脂質のカット

摂取カロリーを抑えるためには、多くの食品に含まれている糖質と、カロリーが高く摂り過ぎがちな脂質をカットすることから始めましょう。

糖質をカットするにはごはんやパン、麺類など、主食の量を減らすことがもっとも有効です。芋類や豆類、果物などにも糖質は含まれますが、ビタミンやミネラルといった有用な栄養素も含まれているので、減らすべきはやはり主食となる穀類です。(穀類も雑穀米など精製度の低いものなどには栄養素が多いのですが(^^;)
もちろん、砂糖などを使った甘いものの摂取は極力控えましょう。
※『精製された白砂糖より黒糖や三温糖の方が良い』といったことを見聞された方もいらっしゃるかと思います。確かに後者の方が白砂糖よりミネラルなどの含有量は多いのですが、カロリー面から言えばどちらもほとんど同じです。『体づくり』の視点から言えば後者の選択で良いですが、『ダイエット』の視点から言えば両者ともに控えるべきと言えます。後者に含まれているミネラルなどは微量ですし、後者で摂るよりは緑黄色野菜などミネラル豊富で糖質をほとんど含まない食品から摂る方がオススメです。

1gで9kcalと高カロリーな脂質は極力カットがマスト

次に、脂質をカットするには揚げ物や肉類の摂取量を減らすのが最も手軽な方法です。
脂質は1gで9kcalと、炭水化物やたんぱく質の倍以上のカロリーがあるため、脂質カットはカロリーカットにも特に有効です。
どうしても揚げ物が食べたい場合は、カロリーの低いものを選ぶか衣を残すようにしましょう。『素揚げ』がもっともカロリーが低く、『唐揚げ』→『てんぷら』→『フライ』と、衣が厚くなるにつれカロリーも高くなります。
※てんぷらではナスや椎茸など、油を吸いやすい食材はカロリー過剰になりやすいので注意が必要です。また、揚げ物全般に言えますが、素材は大きいものを揚げてから切った方が油の摂取量を抑えられます。フライであれば、あらかじめ食べやすいように小さく切られたものを揚げた一口カツより、一枚の豚ロースを揚げてから切った豚カツの方が同量であれば油(カロリー)の摂取量を抑えられます。

肉類を摂る場合は脂身の少ない赤身の部分を選ぶ、脂身や皮を取り除くといった工夫をしましょう。
牛や豚ではフィレレバーといった部位、鶏ならば胸肉ささみといった部位がおすすめです。

さて、ここまで『脂質は極力カットが大事』と書いてきておいて何なんですが、脂質の中でも体に良い働きをしてくれる、摂るべき脂質もあります。そういった良質の脂質のことなどについては ↑こちらにまとめてありますので、よろしければこちらもご覧ください。(^^;

カロリーより栄養成分を考えて食事を摂るのが大事

ところで、200kcalのサラダチキンと100kcalのクッキーがあれば、ダイエット時に食べて良いのはどちらだと思いますか?

カロリーだけで言えばクッキーの方が低いのですが、そのカロリーを構成している栄養素で考えれば、サラダチキンはたんぱく質。クッキーは糖質と脂質

控えるべきはサラダチキンではなくクッキーなのです

ダイエットだけでなく、体づくりを考えるならば、外見(カロリー)だけを意識せず、中身(栄養素)を意識して食事を摂ることが大事なのです。(^^)

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