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6人制バレーのルール/Page 3
選手人数
1チームにつき、スターティングメンバー6人、交代メンバー6人以内、合計12人以内のプレーヤーが認められています。その12人の中にリベロプレーヤーを1人登録できます(中学・高校では2人まで可)。また、チームにはプレーヤー以外に監督やコーチなどが入ります。
12名の中には、チームキャプテンとゲームキャプテンが必要です。
チームキャプテンはいわゆる“主将”で、チームの代表です。チームキャプテンがコート内にいる時はゲームキャプテンも務めます。チームキャプテンがコート内にいない場合は、ゲームキャプテンをコート内にいるプレイヤーの中で決めます。
ゲームキャプテンとは、プレーがストップしている(ボールアウト)時に、選手交代やタイムアウトの要求をしたり、判定に関する質問等を直接審判に対して言える唯一のプレイヤーです。逆に言うと、ゲームキャプテン以外のメンバーは審判に対して直接話しかける事はできません。
※選手交代やタイムアウトの要求は監督も行えます。
選手交代とタイムアウト
1セットにつき、6回まで選手交代ができます。1対1の交代を1回と数えますので、2人ずつなら2回、3人ずつなら3回と数えられます。(リベロプレーヤーとの交代は、この6回の回数には数えません)
なお、スターティングメンバーは、ベンチに退いた後に同一セットで1度だけコートに戻ることはできますが、自分と交代して入ったプレイヤーとしか交代できません。また、選手交代でコートに入ったプレイヤーがベンチに戻った場合はそのセットではもうコートに入る事はできません。
タイムアウトは、1セットにつき2回まで取ることができます。監督かゲームキャプテンが審判に要求して行なわれます。1回につき30秒間ですが、2回分をまとめてとることも可能です。
なお、公式国際試合では、テクニカルタイムアウトと言って要求できる2回とは別にタイムアウトがあります。テクニカルタイムアウトは、リードしているチームが8点と16点に達した時に自動的にとられます。それぞれ60秒間ずつで、第5セットにはテクニカルタイムアウトはありません。
リベロプレーヤーとは
リベロプレーヤーはとても特殊なポジションで、守備(主にレシーブ)のスペシャリストです。
リベロプレーヤーは、
- 後衛にいる選手となら誰とでも何度でも交代出来る(通常の選手交代の数に数えない)
- いつでも交代出来る(審判の許可が必要無い)なお、この「いつでも」というのは、ラリーが終了していて、サーブ許可の笛が鳴るまでの間に限る
- コートから出る時は入る時に交代した選手としか交代出来ない
- 自チームのベンチ側のアタックライン〜エンドライン間のサイドラインから出入りする
- 他のプレーヤーとは対照的で異なった色のユニフォームを着用しなければならない
という他のプレーヤーとは違うルールが適用されます。
さらに、守備専門のプレーヤーですので、リベロプレーヤーはネットより高い位置にあるボールに触れることは出来ません。つまりスパイクやブロックは出来ません。サーブを打つことも出来ません。また、リベロプレーヤーがフロントゾーン内でトスをあげて他の選手が攻撃をする、というプレーも反則となります。(アタックラインより後方からのトスならOK)
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