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スタミナと併せて戦略や駆け引きなどメンタルな強さも重要な非常に過酷な種目

マラソン(フルマラソン)のルール


Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

マラソン(フルマラソン)とは

マラソン(フルマラソン)は42.195kmを走って記録(タイム)と順位を競います
長距離種目というカテゴリーの中だけではなく、陸上競技全ての中でも人気の高い種目です。
距離が長いため、基本的に公道を走るコースとなりますが、オリンピックなど大規模な大会ではスタート後の数百メートルやゴール手前の数百メートルを競技場内に設けている場合もあります。
ひと昔前は長距離を走るスタミナが最重要視力されていましたが、近年では高速化も目覚ましく、ペース変動の戦略や選手同士の駆け引きなど、精神面での強さも非常に重要になってきています。

給水所(エイド)について

マラソンは非常に長い距離を長時間かけて走り続けるため、スタートとゴール地点にそれぞれ飲料と食べ物が用意されています。また、それだけではなくコース上にも約5kmごとにエイドという給水所が設けられています。このエイドでは水などの飲料はもちろん、食べ物が用意されている場合もあります。
大規模な大会では、招待選手やエリート言われる選ばれた競技者(競技連盟に登録していて年齢や記録などの条件をクリア出来た数少ない競技者)のみがこのエイドにスペシャルドリンクと言われる自分だけの飲料の持ち込みが可能となっています。

スタートについて

スタートは短距離種目のようにクラウチングスタートで行うのではなく、立ったままの『スタンディングスタート』で行います。
位置について』の合図でスタートラインまで進んでスタート姿勢を取り、その後にスターターが号砲(ピストル)を鳴らしてスタートします。
参加者が多い大会ではスタートの5分前→3分前→1分前にそれぞれ合図がされるようになっています。
この日本語での指示は実際は学校の体育レベルでしかなく、競技会などであれば『位置について』は英語で『On your marks(オン・ユア・マークス)』と言います。

フィニッシュについて

フィニッシュ(一般的にはゴールとも言われる)とは、『選手の胴体がフィニッシュラインの垂直線上に達した時点』とされています。
胴体とは頭・首・手足を除いた部分を指し、一般的には胸部が最初に到達します。また、フィニッシュラインは最も手前(走ってきた方に近い)側の端に達せばOKです。

失格となる行為について

基本的に長距離を走るだけ(というと語弊がありますが(^^;)なのですが、長距離を長時間かけて走るが故に禁止されている、犯してしまえば失格となる行為も多く定められています。そこで、ここでは主だったものを幾つかご紹介したいと思います。
フライング
マラソンでは1つのレースで1回しかフライングは許されていません。2回目以降のフライングは、その選手が犯した最初のフライングであっても一発で失格となります。(つまり最初の1回目にフライングを犯した選手以外は皆1回目のフライングで失格となります)
競技参加者以外のランナーへのサポート
競技参加者以外とは、レースに出場している選手以外の人々のことを指します。監督やコーチなどがレース中の選手に手を触れたりしてしまえば、その時点で失格となります。
所定のエイド以外での給水などの飲食
大会側で用意されているエイド以外で独自に給水などの飲食行為を行った場合、1回目は警告、2回目を犯せば失格となります。
コースを離脱した後、距離を短縮しての復帰
例えばトイレなどでコースを一時的に離れた後は、コースから離れた地点に戻ってコースに復帰しなければいけません。もしゴールに近づくように距離を短縮して復帰してしまえば失格となります。なお、離れた地点より後ろに戻る(=距離が長くなる)分には問題はありません。
ドーピング行為
ドーピングとは薬物投与などによって体力や精神力を向上させる行為のことを言います。
マラソンに限った話ではありませんが、近年はあらゆるスポーツにおいてドーピング行為が暗躍しており、公平性を保つためにも厳しく禁じられています。ドーピングがレース前に発覚すれば出走の資格ははく奪され、レース後に発覚した場合であれば失格、記録のはく奪などの処罰対象になります。

世界記録 男子マラソン 歴代5傑

タイム 名前 国籍 記録日
1 2時間01分39秒 エリウド・キプチョゲ ケニア 2018年9月16日
2 2時間02分55秒 モジネット・ゲレメウ エチオピア 2019年4月28日
3 2時間02分57秒 デニス・キプルト・キメット ケニア 2014年9月28日
4 2時間03分03秒 ケネニサ・ベケレ エチオピア 2016年9月25日
5 2時間03分13秒 エマニュエル・ムタイ ケニア 2014年9月28日

日本記録 男子マラソン 歴代5傑

タイム 名前 記録日
1 2時間05分50秒 大迫 傑 2018年10月7日
2 2時間06分11秒 設楽 悠太 2018年2月25日
3 2時間06分16秒 高岡 寿成 2002年10月13日
4 2時間06分51秒 藤田 敦史 2000年12月3日
5 2時間06分54秒 井上 大仁 2018年2月25日

世界記録 女子マラソン 歴代5傑

タイム 名前 国籍 記録日
1 2時間15分25秒 ポーラ・ラドクリフ イギリス 2003年4月13日
2 2時間17分01秒 メアリー・ケイタニー ケニア 2017年4月23日
3 2時間17分08秒 ルース・チェプンゲティッチ ケニア 2019年1月25日
4 2時間17分41秒 ウォルクネッシュ・ゲデファ エチオピア 2019年1月25日
5 2時間17分56秒 ティルネシュ・ディババ エチオピア 2017年4月23日

日本記録 女子マラソン 歴代5傑

タイム 名前 記録日
1 2時間19分12秒 野口 みずき 2005年9月25日
2 2時間19分41秒 渋井 陽子 2004年9月26日
3 2時間19分46秒 高橋 尚子 2001年9月30日
4 2時間21分36秒 安藤 友香 2017年3月12日
5 2時間21分45秒 千葉 真子 2003年1月26日

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