9人制バレーボールのルール

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9人制バレーのルール/Page 3

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チーム人数と構成

1チームにつき、スターティングメンバー9人、交代メンバー3人以内、合計12人以内のプレーヤーが認められています。また、チームにはプレーヤー以外に監督やコーチなどが入ります。
12名の中には、チームキャプテンとゲームキャプテンが必要です。

チームキャプテンはいわゆる“主将”で、チームの代表です。チームキャプテンがコート内にいる時はゲームキャプテンも務めます。チームキャプテンがコート内にいない場合は、ゲームキャプテンをコート内にいるプレイヤーの中で決めます。
ゲームキャプテンとは、プレーがストップしている(ボールアウト)時に、選手交代やタイムアウトの要求をしたり、判定に関する質問等を直接審判に対して言える唯一のプレイヤーです。逆に言うと、ゲームキャプテン以外のメンバーは審判に対して直接話しかける事はできません
※選手交代やタイムアウトの要求は監督も行えます。


ポジション

9人制バレーボールは、6人制のようなローテーションがありません。また、フリーポジションと言って、前衛・後衛などの区別によるプレーの制限もなく、全プレーヤーが自由な位置で自由にプレーできます。つまり全員がアタックやブロックを行うことが出来ます。
よって、ポジションというと、コート内の位置関係のみを示します。ネットを前にした状態でのコートの縦のラインでの前衛・中衛・後衛、横のラインでのレフト(左)・センター(中央)・ライト(右)。その2種類の場所を組み合わせた形で言う事が多いです。(例:中衛センター=略して“中セン”と言ったりします。)
また、フリーポジションであるため、チームによってポジション編成も多様です。
前衛・中衛・後衛が全て3人ずつである場合や、前衛4人、中衛3人、後衛2人であったり、前衛を5人にすることも可能です。要はチームの特性を活かしたポジション編成を自由に作り上げることが出来るのです。
そして、9人の中でセッターという特殊なポジションの人を決めます。
セッターとは、味方プレーヤーにアタックさせるためにボールをトスするプレーヤーで、前衛のセンター付近でトスをし、攻撃の基点となります。的確な状況判断能力が求められ、チームの司令塔と言えます。

打数の数え方とネット際でのプレー

3回の打数で返球するという基本は6人制と同じですが、9人制はその数え方が大きく違います。
まず、ブロックでのボールの接触を1回と数えます(6人制では数えません)。ですので、ボールがブロックに当たり、自チームに入った場合はあと残り2回の打数で返します。
その次に、プレー中ボールがネットに触れた場合(ネットプレーといいます)は、もう1回ヒットすることが可能になり、合計4回の打数で返球すればよいことになります。
例えば、3回目のヒットでアタックをし、ボールがネットに引っかかってネットを越えなかったとしても、ネットに引っかかった事によってまだあと1回ヒット出来るので、そのボールが落ちるまでにレシーブで拾って返球する事が出来ます。6人制のように、アタックがネットを越えなかったからといって諦めるのは早いのです。
なお、このようなネットプレーまたはブロックの後であれば、同じ人が続けてヒットしても反則にはなりません。また、いかなる場合もネットを越して相手コート上にあるボールに触れてはいけませんので、ブロック時は注意しましょう。

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