6人制バレーボールのルール

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6人制バレーのルール/Page 2

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基本のプレー

ボールを相手コートに打ち返すために、様々なボールの繋ぎ方があります。ボールの繋ぎ方には、
  1. 相手コートからから打ちこまれたボールを拾う=レシーブ
  2. 味方プレーヤーに攻撃してもらうためにボールを上げる=トス
  3. トスされたボールを相手コートに打ち込む=アタック
大きくこの3種類に分けられます。これらを含めたバレーボールでの基本となるプレーを以下に記します。

【レシーブ】または【アンダーハンドパス】
両手を真っ直ぐ伸ばし、片手でもう一方の片手をつつみこむように握り、手首のあたりでボールをはじくようにして上げるプレーを言います。相手から打ち込まれたボールなど、腰の位置より低いボールを「拾う」時に使います。
【トス】または【オーバーハンドパス】
おでこの上あたりで両手でボールをキャッチするようなつもりで構え、タイミングよくはじくプレーを言います。方向やスピードの調整がしやすいので、アタックの前によく使われます。
レシーブ・トス、ともに、足を肩はば程度に開き、両足を少し前後にずらし、膝を曲げて少し腰を下げて構えます。レシーブは若干前かがみの姿勢で、ボールを運ぶような気持ちではじくのが理想です。

【アタック】または【スパイク】
トスなどで上げられたボールに合わせ、ジャンプしてボールを打つ攻撃プレーのことを言います。相手コートに叩きつけるように打つのが基本ですが、巧いプレーヤーの場合には、わざとブロックに当てる(ブロックに当ててコート外にボールを弾き出したりする)こともあります。
【ブロック】
相手プレーヤーのアタックに合わせて両腕を伸ばしジャンプし、壁のようになってアタックが自コートに打ち込まれないように防ぐプレーを言います。
【サーブ】または【サービス】
ゲームやラリーの最初にサービスゾーン内から相手コートに打ち込むプレーを言います。サーブは必ずボールを手から離した状態で打たなければいけません。打ったボールがネットに触れたとしても、相手コートに入れば成功と見なされます。

ローテーションとポジション

6人制バレーボールは、サーブ権を獲得した時、ローテーションをしなければいけません。ローテーションとは、6つのポジションを時計回りに1つずつ移動することです。(下図の赤い矢印の順番)
この6つのポジションをコートポジションと言い、コートの位置を表します。サーブを打つ瞬間には、プレイヤーはこのコートポジションで定められた位置関係を守らなければ反則となります(ポジショナルフォールト)。また、サーブ順はバックライトの位置にいる人から順番にまわることになります。
また、プレイヤーポジションといって、コート内での役割によるポジション名もあります。通常、“ポジション”というとこちらのことを言います。サーブを打った後や相手コートに返球した後に、各々自分の担当するコートポジションに移動します。
セッター
味方プレーヤーにアタックさせるためにボールをトスするプレーヤー。ライトプレーヤーの対角ですが、(2)と(3)の間でトスをし、攻撃の基点となります。的確な状況判断能力が求められ、チームの司令塔と言えます。
※前衛(もしくは後衛)の3つのポジションを移動した時((4)→(3)→(2))に、一度も同じ前衛(もしくは後衛)に入ることのないプレーヤーとの関係を対角と言います。 上の図であれば、(1)と(4)、(3)と(6)、(2)と(5)がそれぞれ対角関係にあります。

レフトプレーヤー
レフトの位置(コートの左側)でプレーするプレーヤー。オープン攻撃(大きいトスをタイミングを見ながらうつスパイク)を中心として攻撃の要となります。エーススパイカーとも言います。
センタープレーヤー
センターの位置(コートの中央)でプレーするプレーヤー。クイック攻撃やブロックなど、速い動きに対応でき、かつ身長の高いプレーヤーに向いているポジションです。
ライトプレーヤー
ライトの位置(コートの右側)でプレーするプレーヤー。最近では後衛時にもスパイクをうつ攻撃方法が増え、攻撃専門プレーヤーとして、スーパーエースとも言われています。
リベロプレーヤー
相手のサーブやスパイクをセッターに送球する守備のスペシャリスト。リベロプレーヤーは1人だけ違うウエアを着用しています。攻撃やブロック、サーブは一切できません。
リベロプレーヤーについて詳しくはこちらをご覧ください。
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