大相撲のルール

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決まり手/掛け手【3】


大股(おおまた)

大股(おおまた)
出し投げ』を仕掛けたら通常、相手は反対側の足を前に踏み出してこらえるのですが、『小股掬い(こまたすくい)』を警戒して踏み出さず、外に逃げて踏ん張ってこらえた場合、その足を内側からすくうようにして持ち上げ、相手を仰向けになるように倒すことを言います。
説明文を書くのがすごく難しいのですが、難しいというのは管理人の文章力が乏しいからだけではなくf^_^;)、技自体が非常に難易度高く珍しい、ということでもあります。実際、この大股という決まり手は大相撲の幕内ではもう半世紀以上も出ていない幻の技なんです。

褄取り(つまとり)

褄取り(つまとり)
相手の横に回りこみ、相手の体勢を崩してから足のつま先を掴んで後方に引き上げ、前のめりに倒すことを言います。
難しい漢字があてられていますが、『褄(つま)』は『つま先』の『つま』だそうです。

小褄取り(こづまとり)

小褄取り(こづまとり)
『褄取り(つまとり)』にほぼ同じですが、褄取りのようにつま先を掴むのではなく、その少し上の足首あたりを掴んで後方に引き上げ、前のめりに倒すことを言います。
2000年12月に決まり手に追加された新しい技です。

足取り(あしとり)

足取り(あしとり)
その名の通り、相手の足を取って倒す技です。そのまんまですが…。f^_^;)
具体的には、相手の太ももを外側から片手で抱えて持ち上げるようにし、もう一方の手で足首を内側から掴んでさらに持ち上げ、相手に体を寄りかからせるようにして倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。

裾取り(すそとり)

裾取り(すそとり)
相手に攻め込まれた時に、相手の軸足の後方から足首を取って仰向けになるように倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。
『足首を取る技』→『足首は着物の裾あたりにある』→『裾取り!』だそうです。f^_^;)

裾払い(すそはらい)

裾払い(すそはらい)
自身の攻めに対して相手がこらえようと踏ん張った状態に、その踏ん張っている足の足首あたりを外側から蹴り払うようにして倒す、もしくは土俵外に出すことを言います。

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