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ラグビーのルール

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してはいけないプレー【その1:ミスに関する反則】

ラグビーはプレーヤー同士の激しい体のぶつかり合いがプレーの醍醐味でもあります。しかし、同時にこの激しいプレーは、常に怪我をする危険と隣り合わせです。そのため、ラグビーでは細かく反則行為が定められています。まずここでは、プレーをしている際に起きるミスなどに関する反則を説明します。

ノックオン
ボールを所持していたプレーヤーがボールを前に落としてしまったり、パスを受けようとしたプレーヤーが受け損なって前にボールを落としてしまうことを言います。相手ボールでのスクラムで再開します。
スローフォワード
ボールを前に投げてしまった場合の反則です。相手ボールでのスクラムで再開します。
ノットリリースザボール
タックルを受けて倒されたプレーヤーが、ボールを手放さなかった場合の反則です。タックルを受けたプレーヤーはプレーの続行が禁止されているので、ボールは速やかに手放さなければなりません。この反則を犯せば相手チームにペナルティキックが与えられます。
オフサイド
ボールを持っているプレーヤーより前にいるプレーヤーは、プレーに参加することが禁じられています。ボールに触れることはもちろん、ボールより前で相手チームの妨害をしたりすることも禁止されています。このように、ボールのある位置より前からプレーに参加した場合の反則を言い、相手チームにペナルティキックが与えられます。
オーバーザトップ
モールやラックになった状態で、相手側に倒れこんでボールが出るのを妨げる反則を言い、相手チームにペナルティキックが与えられます。
ピックアップ
スクラムやラックになった状態で、ボールを拾い上げてしまうことを言い、相手チームにペナルティキックが与えられます。
ノットストレート
スクラムやラインアウトの時に、ボールを投げ入れるプレーヤーが両チームの間にまっすぐ投げ入れなかった場合を言います。相手ボールでのスクラムで再開します。

してはいけないプレー【その2:不正な行為】

ミスに関する反則はプレーをしている上で仕方のないものですが、ラグビーでは故意に相手を傷つけたり、スポーツマンシップに背くような行為も残念ながら行われてしまうことがあります。これらの反則を総称し、不正な行為と言います。
不正な行為は大きく4種類に分けられ、基本的にはペナルティキック、ペナルティトライなどの重い罰が課せられます。その中でもあまりにも悪質な反則行為に対しては、イエローカード(10分間の一時的退場:シンビン)、レッドカード(退場)が出される場合もあります。これら不正な行為について、4つに分けて説明します。

妨害プレー
ボールを持っていないプレーヤーの前を、壁のように立ちふさがって進路を妨害したり、体やジャージなどをつかんで動きを妨げる行為などを言います。また、ボールを持っている味方プレーヤーの前を走ることも妨害プレーになります。
不当なプレー
わざと反則をしたり、ボールをフィールド・オブ・プレーの外に放り出すこと、時間稼ぎをすることなどを言います。
反則の繰り返し
同じチーム、同じプレーヤーが同じ反則を繰り返した場合を言います。わざとじゃなくても同じ反則であれば適用されます。2回目の場合は相手チームにペナルティキックが与えられるだけで済む場合もありますが、悪質だと判断された場合はイエローカードやレッドカードが出される場合があります。3回目にはイエローカードかレッドカードが出されます。
危険なプレー
タックルに関する禁止項目や、殴る、蹴る、踏みつける、投げ(突き)飛ばすなど、相手プレーヤーに対しての暴力的な行為を言います。また、反則を受けた後の報復行為や、スポーツマンシップに反する行為も含まれます。

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