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栄養素について/フィトケミカル


炭水化物 たんぱく質 脂質 ビタミン ミネラル フィトケミカル


フィトケミカル

5大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル)以外の機能性成分のことで、『ファイトケミカル』とも呼ばれます。まだ完全に全ての機能が明らかにはなっていませんが、抗酸化作用や免疫力の向上などが認められており、『第6、第7の栄養素』として注目されています。

ポリフェノール

光合成で作られた糖分の一部が変化してできた色素やアクの成分です。抗酸化や抗菌作用、血糖値を下げる働きなどがあり、がんや動脈硬化、老化の防止に役立ちます。
アントシアニン
紅や青紫の色素成分で、抗酸化作用や肝機能向上、血圧の上昇抑制効果などが認められています。
含む食品ブルーベリー、ブドウ、茄子、赤紫蘇など
イソフラボン
骨粗しょう症の予防やコレステロール値の上昇を抑える働きがあります。
含む食品大豆、大豆製品など
カカオポリフェノール
疲労回復やストレスを抑制する効果が認められています。
含む食品ココア、チョコレートなど
カテキン
抗酸化作用や殺菌作用があり、血中の脂質量を正常に保つ働きも認められています。
含む食品緑茶、赤ワインなど

カロテノイド

緑黄色野菜に多く含まれる色素成分で、強力な抗酸化作用でがんや老化の防止に働きます。
βカロテン
黄色の色素成分で、がんや動脈硬化、老化の防止に働きます。
含む食品にんじん、ホウレン草、かぼちゃ、トマト、いんげんまめ、ピーマンなど
リコペン
赤い色素成分で、抗酸化作用やがんの予防・抑制に働きます。また、紫外線から皮膚を守ります。
含む食品トマト、トマト加工食品、すいかなど
ルチン
がんや老化を防止し、視力回復にも働きます。
含む食品ホウレン草、キャベツ、ブロッコリー、そばなど

含硫化合物

イオウを含んだ化合物で、ニンニクやニラなどユリ科の匂い成分、大根やわさびなどアブラナ科の辛味成分などがあります。抗酸化作用や抗菌作用、血栓や動脈硬化の予防に働きます。
アリシン
匂い成分で強い殺菌力があり、疲労回復にも有効です。また、がんや動脈硬化の予防にも働きます。
含む食品ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎなど
イソチオシアナート
辛味成分で、がんや血栓の予防に働きます。
含む食品キャベツ、大根、かぶ、ブロッコリー、カリフラワーなど
硫化アリル
切ると涙を誘う原因となる成分で、免疫力を向上させ血液を浄化させる働きなどがあります。
含む食品玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラ、らっきょうなど

多価不飽和脂肪酸

水素原子が複数崩れた形の脂肪酸で、中性脂肪を減らしたり血液を浄化する働きをします。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
血中コレステロールや中性脂肪を減らし、がん予防や脳機能の向上などにも働きます。
含む食品鰯、鯵、秋刀魚、鮪、ハマチなど
EPA(エイコサペンタエン酸)
血栓を溶解し、血中脂質を減少させる血液浄化作用があり、動脈硬化やがんの予防に働きます。
含む食品鰯、鯵、秋刀魚、鮭など

その他

カプサイシン
とうがらしの辛味成分で、エネルギーの代謝を促進し、肥満解消などに働きます。
含む食品とうがらし
ギャバ(GABA)
アミノ酸の一種で、血糖値の上昇を抑制し、血中脂質や血圧を下げる働きもあります。
含む食品玄米、トマトなど
クエン酸
有機酸の一種で、体調を維持し、疲労を回復する効果も認められています。
含む食品レモン、グレープフルーツ、いちご、梅干、酢など
コラーゲン
たんぱく質の一種で、血管や免疫機能を強化し、肌の潤いを保ち、張りを持たせます。
含む食品鶏手羽元、牛スジ、豚足、鰈や平目のエンガワなど
コンドロイチン硫酸
食物繊維の一種で、肌の潤いを保ち、張りを持たせます。
含む食品サメやエイのヒレ、納豆、山芋、オクラなど
ムチン
たんぱく質と糖の結合成分で、胃粘膜を保護して消化を促進します。
肝臓や腎臓の機能を強化したり、疲労回復にも働きます。
含む食品山芋、里芋、オクラ、ナメコなど
ナットウキナーゼ
納豆菌の発酵により出来る成分で、血栓を溶解し、脳梗塞や心筋梗塞の予防効果があります。
含む食品納豆

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