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カーリングのルール




カーリングのルール

カーリングの大きな特徴の一つに、基本的に『審判がいない』ということがあります。ゴルフと同じように、各自がフェアプレー精神にのっとり、協力しあってルールを解釈して競技を進行していきます。
このフェアプレー精神こそがカーリングの基本理念で、フェアプレーで競技を行うということを大前提として競技が成立しています。

競技自体は、1チーム4人の2つのチームがそれぞれ1人2回ずつストーンをティーに向かって投げ、両チームの選手全員が2回投げ終えた後(この区切りをエンドと言います)にそのティーにもっとも近かったストーンを投じたチームが得点を奪う、というのが競技の基本です。
ストーンは投げられた後、投げた選手と同じチームの選手(ほとんどの場合2名)がブラシで氷上を掃くことによって速度や方向を調整されます。この時、ブラシが触れられるのは氷上だけで、ストーン自体に触れることは出来ません。

最終的にティーに近いストーンを置けたチームに得点が得られるため、この競技は後攻が絶対的に有利となります。そのため、前のエンドで得点を奪ったチームが次のエンドでは先攻となるというルールがあり、投順による不公平が生じないように配慮されています。


エンドについて

両チーム交互に4人全員がティーに向かって1人2回投げ、1チームで8投、両チームで計16投げることをエンドと言います。1試合でこのエンドを10回行います。
1エンド終了時にティーにもっとも近い位置にストーンを投げられたチームにのみ得点が与えられ、このエンドを10回行って、総得点の多い方が勝ちとなります。
リンクは、1エンドを終了するごとに投げる方向を逆にしてハウスを交互に使います。


得点について

得点は、ハウス内でティーにいちばん近かったストーンにまず1点。さらに、ハウス内に相手チームのストーンの中でいちばんティーに近かったものより近いものがあれば、それらもすべて1ストーンにつき1点を得ることが出来ます。つまり、相手チームのいちばんティーに近いものより自チームのストーンが全てティーに近ければ8点となり、また、負けた方の得点は常に0点となります。


持ち時間について

カーリングでは両チームにそれぞれ攻撃するための時間として73分間が持ち時間として与えられます。この持ち時間内に全ての投石を終えなければならず、時間内に終えられなかった場合はその時点で負けとなります。
73分間と言うと長時間のようですが、1エンドあたりにすると7.3分間、つまり438秒です。1ゲーム内にチーム4人全員で計8回投げるのですから、1投あたり54.75秒。1分もない間にどこにどう投げるか戦略を立てないといけないのですから、実際にはかなり緊迫した状況で競技が進行されていきます。


チーム構成について

基本的には1チーム4人ですが、1人だけならば補欠(リザーブ)を含めることが出来ます。
1チームの4人は投げる順によってそれぞれ以下のように呼ばれます。

リード 1、2投目を投げる人で、主にスィーパーとなる。
セカンド 3、4投目を投げる人で、主にスィーパーとなる。
サード 5、6投目を投げる人で、主にスキップが投げる時のバイススキップとなる。
フォース 7、8投目を投げる人で、多くの場合はスキップが行います。


スキップについて

スキップとはチームキャプテン(主将)のことで、ゲームプランを立るチームの頭脳・司令塔となり、ストーンをどこに置くかの指示・声かけを行います。スキップがストーンを投げる時はバイススキップと言われる代役(主にサード)が行います。
ゲーム中、ハウス内に入れるのはスキップのみです。また、スキップとバイススキップは、相手チームが投じたストーンがティーラインを越えた後、そのストーンに対してスウィーピングを行うことが出来ます。(スウィーピング自体はストーンがティーラインを通過する前からでもOK)
多くの場合はフォースがこのスキップとなりますが、『フォース』=『スキップ』と定められている訳ではなく、サードなどがスキップを務めているチームもあります。

スウィーピングの際に出す指示・声かけの種類
イエス (Yes)/ヤー (Yeah)/イェップ (Yep) スウィーピングを行え
ウォー (Whoa)/ノー (No)/オフ (Off)/アップ (Up) スウィーピングをやめろ
ハード (Hard) もっと強く掃け
ハリー (Hurry) もっと速く強く掃け
クリーン (Clean) 軽く掃け


ストーンを置ける場所について

各選手が投じるストーンはどこに置いても良い訳ではありません。ストーンを置けるのはホッグラインバックラインの間のみで、途中サイドラインに当たることも許されません。ホッグラインより手前で止まってしまった場合、バックラインを越えていった場合、サイドラインに当たってしまった場合、いずれの場合もストーンはアウトとなりリンクから取り出されます。


フリーガードゾーンルール

両チームのリードがそれぞれ2投、計4個のストーンを投げ終えるまではフリーガードゾーンにあるストーンにストーンを当ててプレーエリアから出してはいけないというルールです。もし当てて出してしまった場合、当てたストーンはアウトとなり、当てられたストーンは元の場所に戻されます。
ただし、アウトにならない程度にぶつけてストーンを動かさせることはOKです。


コンシードについて

このまま競技を続けても自チームは勝てない、と試合中に判断した場合、相手チームの勝利を認める宣言のことを言います。6エンドを終えた後からコンシードは行え、行う場合はスキップが相手選手に握手を求め、この時点で競技を終了します。
高校野球のコールドゲームのように何回(エンド)の時点で何点差がつけば、というように条件は定められていませんが、現実的に勝利が望めないような展開になれば、相手チームへの敬意をこめてコンシードを行うことが望ましいとされています。
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